実例紹介

静かな時間に憩う平屋の住まい

T様ご夫妻が求めたのは、ゆとりある空間に訪れるおおらかな暮らし。広い敷地を生かし、平屋建てのプランを採用した。間取りの中心に置いたのは中庭。中庭をロの字型に囲い込むことで、敷地外からの視線を遮りながら、室内に開放感をもたらした。室内もキッチン、ダイニング、リビングとオープンに連続。そこには、まるで別荘ライフのような、緩やかで静かな時間が流れている。

エクステリア

前面道路と建物との間には、駐車スペースを配置。道路から距離をとることで、平屋の建物全体が、門扉と一体となった塀によって通りの視線から守られている。建物外観は、平板瓦の屋根とモルタルの外壁で、和風の落ち着きを感じるデザインに。緩やかな傾斜の屋根が悠然とした雰囲気を漂わせている。周囲には3階建ての建物もあるが、室内や中庭がうかがえないように巧みに建物や開口部の配置が工夫された。門扉を通ると植栽を巡るように、アプローチがカーブを描く。玄関までの時間もゆっくりと楽しめる、懐の深い外構設計だ。

インテリア

室内の各室では中庭や前庭に向けて大きな開口部を設け、内外のつながりを演出。特に和室から見る中庭は、窓によって絵画のように切り取られ、植木も美しく映える。キッチン、ダイニング、リビングでは床の段差や間仕切りがなく、通路幅もゆったりと確保。車いすでも動きやすい、バリアフリーな空間だ。休日に集まる子どもたちや孫も余裕をもって受け入れられる広さがある。キッチンには床にタイル調のクッションフロアを使い、ダイニングではクロスの色を変えるなどして、オープンな間取りのなかでも視覚的なゾーニングを図った。リビングは屋根の傾斜に合わせた勾配天井を採用。壁の一部を天井までタイルで仕上げ、空間の高さを印象付けている。また、中庭側の壁には炎が楽しめるバイオエタノール暖炉も設置。庭を眺めながら落ち着いてくつろげる空間に仕上がっている。

エピソード

新築前に住んでいた家も三井ホームで建てていたT様。「築30年の家でしたが、よくメンテナンスしてくれていました。長く面倒をみてくれる会社だなと思い、今回も依頼しました」とご主人。これからのことを考え、階段の負担がない平屋を希望した。「営業担当の方が私たちの思いをうまくくみ取って、プランに落とし込んでくれました」(ご主人)。「客間にもなるような和室がほしい」という要望に対しては、ご主人の夢に出てきたという床の間を実現。本格的な和のテイストを取り入れながらも、縁無し畳などでモダンに仕上げ、他の居室とも違和感のない空間となった。

VOICE

ご夫妻にとっては待望の平屋の住まい。奥様は「部屋の段差もないし、2階に上がる必要もないので、掃除が本当に楽になりました」と大喜び。「この家ならこれからも安心して住めるね」とご主人もうなづく。玄関も出入りが楽なように段差は抑え、靴の脱ぎ履きのためにベンチを設置。玄関ドアは、広く開く3枚引き戸を選んだ。大きなシューズクロークも設けたので、土間はいつもすっきり。大勢の来客があってもスムーズに受け入れられる玄関となった。「以前の住まいで“こうだといいな”と思っていたことをほぼ実現できました。ストレスなく静かに暮らせています」(奥様)

ぜひ実際に「三井ホームの家」をご体感ください

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