実例紹介

リゾートライフの充足感に満たされた、平屋の家

エクステリア

約200坪の敷地にゆったりと配置された平屋のS様邸。緩やかな勾配屋根の寝室エリアと白い外壁のエントランスエリア、そしてインナーガレージが一体となった優雅なリゾートコテージのようなデザイン。落ち着きのあるブラックをベースにしながら、中央に白いピラー部分を設けることで、外観の印象にさわやかさを添えている。その手前に広がるアプローチは、全体がモルタルとタイルで仕上げられ、テラスと駐車スペースに活用。夫妻の寝室の前に設けられたテラスには大ぶりなココスヤシ、玄関ポーチの脇にはフェニックスを植えて、南国リゾートの雰囲気を演出。また敷地の東側には、応接室兼趣味室とリビングの間に中庭を配置。こちらには常緑樹のソヨゴを植えて、涼やかな印象に仕上げた。

インテリア

リビングの大きな開口部はコの字型に囲い込んだ中庭に向けて配した。外部からの視線を気にすることなく、屋外の開放感とたっぷりとした陽光を取り込んでいる。リビングはグレー系の配色でインテリアをまとめ、色みを抑えた品のよい空間に。夫婦ふたりだけの暮らしということで、食事はキッチンのカウンターでとるスタイルを選択。ダイニングテーブルを置かない分、ゆったりとしたソファでくつろげるようにしている。寝室は、ベッドの配置に合わせてヘッドボードを造作。木調の色合いで暖かい雰囲気で休めるようにした。また、衣服の多い夫妻のためにウォークインクロゼットは約8畳の広さを確保。そこから浴室、ユーティリティー、洗面室へと一直線でつなげて利便性を図った。玄関は、中庭に面してフィックス窓を設け、白を基調に明るく広々とした空間になっている。

エピソード

「どうしてもインナーガレージがほしかった」というご主人。設計担当者も大の車好きということで意気投合し、打ち合わせは大いに盛り上がったという。愛車を室内から眺められるようにガレージ横の応接室兼趣味室の壁面には大きな開口を設けた。車の姿はさらに中庭越しにリビングからも眺められるようになっている。その他の空間についても、自分たちの要望を伝えるため、ご夫妻は雑誌やインターネット等でインテリアの画像を集め、打ち合わせの際に持参。イメージのすり合わせを行った。「三井ホームのスタッフの方も"楽しかった"と言ってもらえたのが嬉しかった」とご主人。この一体感が成功の要因のようだ。

VOICE

「夫がガレージにこだわりがあったのですが、"2台分を入れられるスペースがほしい"という要望に、唯一、"無理です"と言わなかったのが三井ホームでした。これから夫婦ふたりで長い人生を過ごしていく家ですから、妥協しないで家づくりできてよかったと思います。実際に完成してみると、図面で見て想像していたよりも広がりを感じる空間だったので、夫も私も驚きましたね」と奥様。「この家をどう住みこなしていくか、ゆっくり見つけていきたいと思います。これからのふたりの暮らしが楽しみです」とご夫婦は笑顔で語ってくれました。